家族のミッション・ビジョンを掲げよう




「ミッション」「ビジョン」という言葉をご存知ですか?

「ミッション」は、「使命、目的、役割、存在意義」などの意味を持つ言葉で、「ビジョン」は「目標、志、方向性」などの意味を持ちます。

これらの言葉は主に企業経営において用いられる言葉で、企業が社会において果たす役割や、将来の目標を表明するために用いられます。

この「ミッション」や「ビジョン」は、企業経営における根幹を成すものとして、非常に重要な役割を有しますが、決して企業経営だけに使える言葉ではありません。例えばスポーツチームやNGOなどの各種団体、ひいては家庭においても、その組織を表す言葉として設定されます。

今回は、「ミッション」「ビジョン」を家庭に導入する試みについて紹介します。

「ミッション」「ビジョン」の例

具体的にミッション、ビジョンとはどのようなものなのでしょうか。実際の企業のウェブサイトからいくつか紹介したいと思います。

株式会社メルカリの例

出典:株式会社メルカリ 公式ウェブサイト

フリマアプリを手掛ける株式会社メルカリは、「ミッション」と「バリュー」を設定しています。建付けとしては、ミッションを達成するための具体的なアクションとして3つのバリューを掲げていますね。

株式会社ユーザベースの例

出典:株式会社ユーザベース 公式ウェブサイト

ニュースアプリを手掛ける株式会社ユーザベースは、「ミッション」を設定しています。また、ここには載せていませんが、「7つのルール」という共通の価値観を社内で共有しているようです。

このように、IT系のベンチャー企業を中心に、ミッションやビジョン、バリューを設定し、社会における会社の役割や行動の軸を外部に表明しています。

ミッションやビジョン、バリューにより、対外的にその会社がどういう目的意識をもちながら事業を行っているかが明確となり、対内的には経営判断に迷うときに、寄って立つ場所ともなるのです。

家庭における「ミッション」「ビジョン」

ミッション、ビジョンは決して企業だけのものではありません。そのコンセプトを理解すれば、家庭にも導入することができます。

つまり、「どういう家庭にしたいか」「どういう将来を描きたいか」といった考えを家族で共有することで、家庭における行動指針を明確にすることができます。また、家庭のミッション、ビジョンについての話し合いの場を持つことで、家族間における理想と現実のギャップが明確になり、そのギャップの解消するための行動をに落とし込むことができます。

我が家の「ミッション」「ビジョン」

ご参考までに我が家のミッションとビジョンを紹介します。(家庭のミッションやビジョンは決して公開しなくてもいいのですが、我が家のサンプルが読者方々の参考になればと考えています)

ミッション

「人生の選択肢を増やそう」が我が家のミッションです。

これは持論ですが、すべての行動は人生の選択肢と密接にリンクします。つまり、努力や何かに没頭した時間の数だけ、人生の選択肢を手に入れることができると考えています。

この意識を持ったのが、大学受験の時です。例えば将来の夢が医者だとしても、基本的には医学部に入らないと医者にはなれないですよね?医学部に入るためには、大学受験で好成績を残す必要があり、もし受験に失敗すれば、医者になるという選択肢は消えることとなります。

つまり、高校生の頃を境に、すでに人生における選択肢は低減してしまっていることを知ったのです。

大学受験の時にこのことに気付き、今後の人生において何かを頑張らないと、加速度的に人生の選択肢が減ることを理解しました。少し大袈裟かもしれませんが、社会人になった今もこの考えは変わっていません。

しかし、社会人になってからでも、年齢を問わず、何かを頑張ったり、工夫したりすることで、その後の人生における選択肢を増やすことができます。選択肢を増やすことは、人生の豊かさに繋がると信じているため、この言葉を我が家のミッションとしています。

ビジョン

「経済的・時間的・空間的制限からの脱却」が我が家のビジョンです。

少し仰々しくなりましたが、これを達成することでミッションである「人生の選択肢を増やそう」を達成できると考えています。

自由に生きることを制限する大きな要素は「経済」「時間」「空間」の3つと考えますが、これらの制限から解放されたときには、手元にある選択肢も増えていることでしょう。

「経済」を言い換えるとお金です。例えば完全な経済的自由を手に入れれば、好きな仕事や好きな事に時間を使うことができ、好きな場所に住むことができます。

「時間」はそのままですね。仮に経済的な満足度が高くても、長時間労働で疲弊していては人生の豊かさは得られません。

「空間」や主に住む場所です。私は現在都内で暮らしていますが、決してこれが最適解だとは考えていません。例えば地方や海外で暮らすことにより人生の豊かさが向上する可能性がありますし、当然に移住を視野に入れています。

これの3つの要素は独立したものではなく、相互に関連します。どれか一つでも欠けてしまえば、ミッションは達成できませんので、それぞれ高いレベルで実行したいと考えています。

ストラテジー(戦略)

ストラテジーはビジョンを達成するための具体的な行動指針です。

我が家のストラテジーは「収入を増やす」「自由な働き方を選ぶ」「都心にしばられない」の3つで形成されます。

「収入を増やす」は経済的自由、「自由な働き方を選ぶ」は時間的自由、「都心にしばられない」は空間的自由から脱却するための戦略です。さらに、これらを具体的な行動に落としこむ必要がありますが、それはまた別の記事にまとめたいと思います。

より具体的な行動指針であるストラテジーによりビジョンを達成し、ビジョンの達成がミッションに繋がるという建付けとなります。

まとめ

今回は企業経営における「ミッション」「ビジョン」の家庭への落とし込みについて、我が家のサンプルを紹介しつつ、その内容について説明しました。

家庭内でこういう話をするのも気恥ずかしいですが、意識の共有という意味も込めて、一度ミッションやビジョンについて話し合ってみてはいかがでしょうか。独りよがりの計画は決して成就することはなく、家族が納得する「ミッション」「ビジョン」の策定が、人生を豊かにするカギと考えています。

資産運用やブログ運営は、直接的・間接的にミッションの達成に寄与していると信じていますので、引き続きこれらにも注力していきたいと思います。

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